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ハザード(迫りくる危機)
国内では、毎年のように豪雨や台風による被害が発生しています。
昭和の時代、白岩川では2度の大きな水害が発生しました。44年8月の豪雨では、がけ崩れによって通学路が遮られ(休校3日間)、下流に至るまで多くの被害をもたらしました。これが白岩川ダム建設へつながります。
2016年は、大雨により集落内圃場16カ所で崩落被害が発生しました。
そして2023年には・・・。
出典:「谷口小学校百周年記念誌」
★2023年6月28日、午後からダム上流域で豪雨が発生。ダムが満水となり緊急放流を行った結果、堤防の一部が決壊するなど集落内に水が押し寄せ、避難が必要となる事態となりました。
★この緊急放水は、ダムができてから初めて行われました。床上、床下浸水は発生しましたが、人身被害がなかったのが不幸中の幸いでした。
★立山町は、白岩川のほか常願寺川・栃津川・大岩川が大雨によって増水し、堤防が壊れた場合の浸水被害の予測と避難場所や避難の方法などを記載した「立山町洪水ハザードマップ」、地区ごとの「土砂災害ハザードマップ」を作成しています。
広がるバイオハザード
★近年「オオキンケイギク」(5~7月に咲く黄色の花)が国内で急速に広がり、白岩集落内外においても目にする機会が増えました。在来の植物をおびやかす勢いで広まっています。
★この花は、外来生物法により「特定外来生物」に指定され、栽培、運搬、販売が禁止されています。(根から引き抜き、その場で拡げないように2、3日放置して枯死させます。ビニール袋などに密閉して、燃えるゴミとして処理しましょう。)
★「オオハンゴンソウ」(大反魂草)の繁殖も確認されました。やはり「特定外来生物」に指定され、全国各地で駆除作業が行われています。
★種子や地下茎で広がることから、刈り取るだけでは根絶は難しく、スコップなどで引き抜き、抜き取った根は焼却処分する必要があります。
★2021年に行った駆除作業の様子。数が多いのと、根がしっかり張っているので苦慮します。
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